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あるマンションでの出来事
第1章 いつもと同じはずの日常
「わ、わわわ…その…」
「本当にごめん。とりあえず、ここに運ぶのに必死で…それに、下着に触るのもダメかな…なんて思って…あぁ、俺、何言ってんだろ…本当にごめんなさい」
「………ふふ…」
「…え?」
あまりにも必死な要の姿に、茉莉は笑いを抑えることができなかった。
予想していなかった状況に、要は首を傾げる。
「こちらこそ、本当にごめんなさい。迷惑をかけたのは私の方だから。むしろ、お礼を言わなければならない状況だと思うの。ありがとう」
茉莉は自分が今、どんな格好をしているのかも忘れ、要に頭を下げた。
「え…その…ごめん。お願いだから服を着て欲しい」
「え?」
「これ以上はその…俺も男だから…」
「あ…ご、ごめんなさい。すぐ着ます」
そう言ってすぐに立ち上がった茉莉は、ベッドの布団に躓きこけそうになった。ベッドから落ちそうになる茉莉の体を要は咄嗟に受け止める。
「本当にごめん。とりあえず、ここに運ぶのに必死で…それに、下着に触るのもダメかな…なんて思って…あぁ、俺、何言ってんだろ…本当にごめんなさい」
「………ふふ…」
「…え?」
あまりにも必死な要の姿に、茉莉は笑いを抑えることができなかった。
予想していなかった状況に、要は首を傾げる。
「こちらこそ、本当にごめんなさい。迷惑をかけたのは私の方だから。むしろ、お礼を言わなければならない状況だと思うの。ありがとう」
茉莉は自分が今、どんな格好をしているのかも忘れ、要に頭を下げた。
「え…その…ごめん。お願いだから服を着て欲しい」
「え?」
「これ以上はその…俺も男だから…」
「あ…ご、ごめんなさい。すぐ着ます」
そう言ってすぐに立ち上がった茉莉は、ベッドの布団に躓きこけそうになった。ベッドから落ちそうになる茉莉の体を要は咄嗟に受け止める。