この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あるマンションでの出来事
第2章 変わり始める
「…そっか…」

「ねぇ、私本当に仕事してた?」

「…してたよ」

「何の仕事?」

「それは…分からない…」

「…分からないの…?」

「だって…俺は昨日まで、ただの隣人だったから…」

「……あ…」

「ごめん、役に立てなくて」

「ううん、こっちこそごめん。問い詰めるようなことして…」

「部屋に戻る?」

「…うん。そうする…」



佐伯に支えられながら立ち上がった茉莉は、力が入らない足を引き摺らせながら自分の部屋へと帰る。
パタンと玄関の扉が閉まる音を聞いた途端に、茉莉はその場に崩れ落ちた。
咄嗟に佐伯が茉莉を抱えたため、床へのダメージはなかった。



「茉莉!!」

「………あ…ご、ごめんなさい…体に力が入らなくて…」

「………」



佐伯は茉莉の体を抱えると、ベッドへと茉莉を運んだ。
意識はあるのに、力が入らないためか、ぐったりとしている。

揺れる景色の中、茉莉は様々なことを考えていた。
/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ