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あるマンションでの出来事
第2章 変わり始める
「それでいいんだ。俺は茉莉にとって怖い存在でなければならない」
「…え…どうして…?」
「それは…っ!!」
何か聞きたくない、聞いてはならないことを佐伯が言いそうな予感がした茉莉は、答えようとする佐伯の口を自らの唇で塞いだ。
離そうとする佐伯の力に負けず、茉莉は佐伯の頬を両手で触れ、声を発しようとする度に舌を襲わせた。
「ま、茉莉…っ!!」
「それ以上は言わないで…」
「でも…っ…」
「聞きたくないの」
「…っ」
柔らかく、優しい茉莉の舌遣いは、佐伯の理性を瞬時に吹き飛ばした。負けたように、佐伯は茉莉の舌に応えると、互いの舌が絡み合い、次第に荒い息遣いが漏れ始めた。
何度も何度も体を重ねた昨日。
それなのに、再び今、茉莉と佐伯は求め合う。
「…え…どうして…?」
「それは…っ!!」
何か聞きたくない、聞いてはならないことを佐伯が言いそうな予感がした茉莉は、答えようとする佐伯の口を自らの唇で塞いだ。
離そうとする佐伯の力に負けず、茉莉は佐伯の頬を両手で触れ、声を発しようとする度に舌を襲わせた。
「ま、茉莉…っ!!」
「それ以上は言わないで…」
「でも…っ…」
「聞きたくないの」
「…っ」
柔らかく、優しい茉莉の舌遣いは、佐伯の理性を瞬時に吹き飛ばした。負けたように、佐伯は茉莉の舌に応えると、互いの舌が絡み合い、次第に荒い息遣いが漏れ始めた。
何度も何度も体を重ねた昨日。
それなのに、再び今、茉莉と佐伯は求め合う。