この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あるマンションでの出来事
第3章 動き出す
「リップ…何でベージュになってるの…?」



茉莉が普段使うリップは淡いピンク系だった。それが、ベージュ系のリップに変わっている。
ベージュは、茉莉にとって使いどころが難しく滅多なことでは選ばない色だった。
その苦手な色がポーチの中に入っている。


“ベージュの家具…俺好きだったのに…”


こう言った人物が茉莉の脳裏によぎった。



「佐伯さん…」



茉莉は立ち上がり、私服に着替えると玄関を飛び出し、隣のインターフォンを鳴らした。

昨日まではあった淡いピンク系のリップがベージュに変わったのは佐伯の仕業に違いないと思った為だ。



「佐伯さん!」



応答を待たずにドアを叩く茉莉。あまりの騒々しさに苛立ったのか、佐伯の部屋の中から大きな音を立て、茉莉の訪問に応じた。
/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ