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あるマンションでの出来事
第4章 6階と7階
疑問に思う言葉を男は投げかけながらも、茉莉を襲う手は止まらない。服を捲り上げ、男の指に触れた茉莉の乳首の固さは、突如本能のままに元気な姿を現している自身の性器を刺激するには十分だった。
男の息は時間を重ねるごとに激しく荒々しいものに変わっていく。
耳元で激しさを聞いた茉莉は、自身に訪れるかもしれない事態に恐怖を感じていた。
「俺さ、死ぬんでしょ?だからさ、死ぬ前は気持ちいいことしたいわけ。最後の記念だよ、記念。だから、挿れさせて」
「……は?」
突然言われる言葉とは思えないほどの内容を男は口にすると、そのまま茉莉の露わになった胸を舌先で小さく刺激し始めた。
茉莉は男の絶妙な舌さばきで、声を漏らしそうになるけれど、手で口を押え、声量を抑えた。
「何?声出さないの?つまんないなぁ…」
「……っ」
男の手は荒々しくも滑らかに、茉莉の下腹部へ移動していく。男の指の感触が茉莉の皮膚を刺激して、自身に起こることへの準備をしているような感覚に陥る。逃げれば逃げるほど体に起こる刺激は増し、声を抑える理性だけは保てたものの、呼吸の荒さだけは堪えることができなかった。
茉莉の呼吸音とともに、男の呼吸も荒々しくなっていく。目を閉じ、茉莉の体を愛撫する姿は、まるで自身が餌食になっているようだった。
男の息は時間を重ねるごとに激しく荒々しいものに変わっていく。
耳元で激しさを聞いた茉莉は、自身に訪れるかもしれない事態に恐怖を感じていた。
「俺さ、死ぬんでしょ?だからさ、死ぬ前は気持ちいいことしたいわけ。最後の記念だよ、記念。だから、挿れさせて」
「……は?」
突然言われる言葉とは思えないほどの内容を男は口にすると、そのまま茉莉の露わになった胸を舌先で小さく刺激し始めた。
茉莉は男の絶妙な舌さばきで、声を漏らしそうになるけれど、手で口を押え、声量を抑えた。
「何?声出さないの?つまんないなぁ…」
「……っ」
男の手は荒々しくも滑らかに、茉莉の下腹部へ移動していく。男の指の感触が茉莉の皮膚を刺激して、自身に起こることへの準備をしているような感覚に陥る。逃げれば逃げるほど体に起こる刺激は増し、声を抑える理性だけは保てたものの、呼吸の荒さだけは堪えることができなかった。
茉莉の呼吸音とともに、男の呼吸も荒々しくなっていく。目を閉じ、茉莉の体を愛撫する姿は、まるで自身が餌食になっているようだった。