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あるマンションでの出来事
第4章 6階と7階
「どうしたの?茉莉。こんなの初めて…」
「そうかな…」
「そうだよ。いつも俺からだった」
「…え…?」
「今日は積極的。俺、我慢できなくなるよ」
「…でも…」
「でも、何?」
「私…他の…」
「他の?」
「要以外の人から…抱かれた…」
「………」
「だから、私は要に抱いてもらう資格はないの…」
「………」
「……ごめん…」
「…謝らないでいい」
「……ごめんなさい…」
「いいから…」
「ごめん…な…っ!!」
茉莉の顎が要の手によって上げられ、視線が上を向いた途端に要の唇が、震える茉莉の唇を塞いだ。咄嗟に離そうとする茉莉の頭を要の大きな手で力強く引き寄せられる。開かれた唇から、柔らかくねっとりとした要の舌が茉莉の舌先、裏を刺激する。ゾクゾクとする感覚に、思わず茉莉は力を緩めた。
「そうかな…」
「そうだよ。いつも俺からだった」
「…え…?」
「今日は積極的。俺、我慢できなくなるよ」
「…でも…」
「でも、何?」
「私…他の…」
「他の?」
「要以外の人から…抱かれた…」
「………」
「だから、私は要に抱いてもらう資格はないの…」
「………」
「……ごめん…」
「…謝らないでいい」
「……ごめんなさい…」
「いいから…」
「ごめん…な…っ!!」
茉莉の顎が要の手によって上げられ、視線が上を向いた途端に要の唇が、震える茉莉の唇を塞いだ。咄嗟に離そうとする茉莉の頭を要の大きな手で力強く引き寄せられる。開かれた唇から、柔らかくねっとりとした要の舌が茉莉の舌先、裏を刺激する。ゾクゾクとする感覚に、思わず茉莉は力を緩めた。