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あるマンションでの出来事
第5章 最後の人
朦朧とする意識を保ち、茉莉は佐伯を見つめていた。
佐伯の言葉の意味が気になるが、考える力は残っていない。
「ごめんね、騒ぐと奴が来るのが早くなるから…俺、もう少し茉莉の顔を見たかったんだ」
「え…?」
「大丈夫、最後の二人になるまで俺は生きてるよ」
「……?」
「それまで少し寝てていいから」
「………」
佐伯は茉莉の頭を撫でていた。温かくて大きな手に身を委ね、茉莉は意識を失った。
それからどれだけの時間が流れたのか、茉莉は小さな物音で目を覚ました。
時折体に快感が走る。
何が起こっているのか分からない茉莉は、自身が揺れていることに気付き、思い切り目を開いた。
「え…な、何!?」
「茉莉、茉莉…」
胸元ははだけ、下半身は完全に脱がされ、茉莉は要に抱かれていた。無意識に反応した体はすでに濡れ、要自身を受け入れている。その快感に我を忘れ、要は激しく打ち付け、時折胸の柔らかさを堪能していた。
休む間もなく襲われる刺激に、茉莉は声を出さずにはいられなかった。
佐伯の言葉の意味が気になるが、考える力は残っていない。
「ごめんね、騒ぐと奴が来るのが早くなるから…俺、もう少し茉莉の顔を見たかったんだ」
「え…?」
「大丈夫、最後の二人になるまで俺は生きてるよ」
「……?」
「それまで少し寝てていいから」
「………」
佐伯は茉莉の頭を撫でていた。温かくて大きな手に身を委ね、茉莉は意識を失った。
それからどれだけの時間が流れたのか、茉莉は小さな物音で目を覚ました。
時折体に快感が走る。
何が起こっているのか分からない茉莉は、自身が揺れていることに気付き、思い切り目を開いた。
「え…な、何!?」
「茉莉、茉莉…」
胸元ははだけ、下半身は完全に脱がされ、茉莉は要に抱かれていた。無意識に反応した体はすでに濡れ、要自身を受け入れている。その快感に我を忘れ、要は激しく打ち付け、時折胸の柔らかさを堪能していた。
休む間もなく襲われる刺激に、茉莉は声を出さずにはいられなかった。