この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あるマンションでの出来事
第5章 最後の人
「んあ…んっ…ん、ん…」
「茉莉…気付いたの?」
「要…どうして?」
「記念だよ」
「……あっ…はぁ…記念?」
「そう、記念」
茉莉の胸を激しく舐めながら、要は静かに部屋の壁に向かって指を刺した。
ゾクゾクする刺激に、体を跳ねさせながら、茉莉は要の示す方向へ首を動かした。
黒く大きなものが壁にある。
それが何なのかはすぐに理解できなかった。
部屋の電気はついておらず、薄暗い中で、茉莉は必死にその黒いものが何なのか、視線を集中させるために目を細めた。
「まだ分からない?」
「……何?黒くて大きなものだってことは分かるんだけど…」
「…はぁ…俺、今茉莉から離れたくないのにな…仕方ない…」
「茉莉…気付いたの?」
「要…どうして?」
「記念だよ」
「……あっ…はぁ…記念?」
「そう、記念」
茉莉の胸を激しく舐めながら、要は静かに部屋の壁に向かって指を刺した。
ゾクゾクする刺激に、体を跳ねさせながら、茉莉は要の示す方向へ首を動かした。
黒く大きなものが壁にある。
それが何なのかはすぐに理解できなかった。
部屋の電気はついておらず、薄暗い中で、茉莉は必死にその黒いものが何なのか、視線を集中させるために目を細めた。
「まだ分からない?」
「……何?黒くて大きなものだってことは分かるんだけど…」
「…はぁ…俺、今茉莉から離れたくないのにな…仕方ない…」