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あるマンションでの出来事
第5章 最後の人
「か…なめ…」
「……ふっ…」
「?」
「ふ、ははははは!」
大きな口を開き、笑い始めた要は、茉莉への激しさを止めることなく、嬉しそうな表情で茉莉を見つめた。
「要…?」
「ねぇ、俺の事ずっと要って呼んでるけど、誰の事なのかな?」
「………え?」
「こうやって、腰を動かして全てを舐めつくして体をビクつかせてるけど、誰とヤッてる気持ちなわけ?」
「………どういう…こと…?」
「そこで塊になってるヤツをよく見てみなよ」
「………」
茉莉は言われたとおりに佐伯を凝視した。徐々に歪み始める佐伯の姿に、茉莉は目を逸らすことなく真実を捉えるまで佐伯を見続けた。
「……ふっ…」
「?」
「ふ、ははははは!」
大きな口を開き、笑い始めた要は、茉莉への激しさを止めることなく、嬉しそうな表情で茉莉を見つめた。
「要…?」
「ねぇ、俺の事ずっと要って呼んでるけど、誰の事なのかな?」
「………え?」
「こうやって、腰を動かして全てを舐めつくして体をビクつかせてるけど、誰とヤッてる気持ちなわけ?」
「………どういう…こと…?」
「そこで塊になってるヤツをよく見てみなよ」
「………」
茉莉は言われたとおりに佐伯を凝視した。徐々に歪み始める佐伯の姿に、茉莉は目を逸らすことなく真実を捉えるまで佐伯を見続けた。