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第3章 愛を育む。

しかもこのまま押し出さねばならない。レイシィは力を入れることもできないようで、振り回されていた。
「レイ、俺の膝の上来いよ」
俺は彼を抱き寄せて膝に座らせる。ブイーンと動くバイブを感じて、レイシィは気を失いそうになっていた。
そこを、頬を叩いて阻止し、膝の裏に手を入れて大きく脚を開かせる。
「ほら、早く出せよ」
もう一度言うと理解したようで、レイシィは、初めて能動的に使う場所に力を入れた。
「んーっ…」
バイブはくねり、暴れていて、力を入れるほど痛みは増す。「あ゛ーッ、ぐうぅっ」
レイシィは俺の膝の上で震えながら、つらそうに歯を食いしばった。
バイブは少しだけ外へ押し出されるが、レイシィが気を抜いて息をつけば再び引き込まれてしまう。「レイ、枕抱けよ」俺は彼が力を入れやすいよう手を貸した。
痛々しい彼の姿なのに、見ているとちんぽが反応してしまう。レイシィはというと、痛いのに感じるのか、ちんぽはびんびんに勃起していた。
出産のときをイメージして、腹に力を入れる。
「んぅーっ、くうッはあぁあッ」
グググ、と音がしてバイブが抜け始めた。シーツに彼の血が滴る。
広げられた産道から押し出されるバイブがいやらしい。
レイシィは本能的にそうしたくなったのかシーツに手をつき、四つん這いになった。獣みたいだ。
「は…ぅあぁあーッ」
何もかもはねかえすように声をあげてバイブを産み落とす。ぼた、とバイブが落ちた瞬間、彼は荒く息をついて崩れた。俺は約束どおり彼のちんぽを扱き、褒美を与える。勃起したモノが彼を欲したので、悪いと思いながらも、蕾のほうに挿入した。
「あぁあっ」
脱力したところへの刺激は強烈だったようで、彼は何度も何度もイッた。
腹が誰にも分かるくらい大きくなりだしたのはその翌日だ。生まれる日も近いのだろう。俺と彼は揃って学校をしばらく休むことにした。