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愛の結晶(笑)
第3章 愛を育む。

それからは毎日、彼の出産準備に時間を割いた。学校に行かないぶん時間はあるし、レイシィは腹が目立つので外へ出られない。
ようやくつわりがおさまったのに、拡張がつらいのか何度も吐いたので、結局あまり肉がつかないままだ。
子供は近いうち生まれそうで、腹の中で動いている。
「ん…なんか気持ち悪い……」
レイシィは疲労でとろんとした瞳を潤ませてつぶやいた。
バイブはなんとかこなせるようになり、痛みにも耐えられるようになってきている。
あとは拳を受け入れさせるだけだ。男の握り拳が入るようになったら自力で出産できると、彼の親戚からの手紙にあった。
レイシィはさすがに怯えたような目で俺の拳を見ていたが、「カナトの手なら」と、やがて愛しそうに手の甲にキスしてくれた。
痛くて暴れてしまうらしいので、送ってもらったロープでレイシィの手首を縛る。足のほうも開かせた状態でベッドに固定した。
「もうちょっとで終わるから、がんばれよ」
「うん…」
カーテンを閉めて昼間の光を遮り、明かりを暗めに落として、厳かに最後の儀式を始める。
ようやくつわりがおさまったのに、拡張がつらいのか何度も吐いたので、結局あまり肉がつかないままだ。
子供は近いうち生まれそうで、腹の中で動いている。
「ん…なんか気持ち悪い……」
レイシィは疲労でとろんとした瞳を潤ませてつぶやいた。
バイブはなんとかこなせるようになり、痛みにも耐えられるようになってきている。
あとは拳を受け入れさせるだけだ。男の握り拳が入るようになったら自力で出産できると、彼の親戚からの手紙にあった。
レイシィはさすがに怯えたような目で俺の拳を見ていたが、「カナトの手なら」と、やがて愛しそうに手の甲にキスしてくれた。
痛くて暴れてしまうらしいので、送ってもらったロープでレイシィの手首を縛る。足のほうも開かせた状態でベッドに固定した。
「もうちょっとで終わるから、がんばれよ」
「うん…」
カーテンを閉めて昼間の光を遮り、明かりを暗めに落として、厳かに最後の儀式を始める。

