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愛の結晶(笑)
第3章 愛を育む。
ローションを足しながら五本目の親指を、ぎちぎちの穴の隙間に潜り込ませた。「ぐぁあああッ」
さすがに痛そうだ。手首までいったら壊れてしまうかもしれないが、やめるわけにいかない。
俺もつらいけど彼のためだから、そう簡単には壊れないという親族の言葉を信じて、ぐいぐいと手をひねり、奥へ前進する。
「いだぁあ゛あ゛ーッ」
媚薬の効果はどこで出るんだろう、レイシィはひたすら痛がっている。
「少し休むか?時間あるし、一度抜いて……」
「いい…っ、このままして……がんばる、から……」
上下する胸の先がつんと立っている。快楽からではなく、生理的な反応だろう。「よし、じゃあ行くからな」
「うん、お願い……」
グググッと音がしそうなほどに俺は手を押し進めた。最初は開いた状態で挿入し、中でグーを握るのだ。
「ぁあ゛あ゛ッ、いだい、ひだぃッ、や゛あぁーッ」
手首まで受け入れたとき、レイシィは狂ってしまいそうなくらい喘いだ。
俺は彼を気遣いながら拳を握る。
産道が広がったのが感じられた。
「あ……」
ふっと力が抜けて、レイシィはついに意識を失ってしまう。「レイ…」
よく我慢したな、と言ってやる代わりに髪を撫でた。
キスをすると涙の味だった。
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