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泡のような恋心
第5章 愛しさ
仕事の邪魔しては…いけない

「先輩…」
「ごめん…今日残業」

こんなものか?ノルマ分は終了

時計見て
ヤバいって大急ぎで
こういう時に誰かにつかまるんだよ…(笑)


「麻見さん?社長から伝言」
「倉沢さんから?何にも言ってなかったけど?」「倉沢さんをどう落とした?社長が…麻見のようなチンケな女を…色気でか?」

何言っているの?
倉沢さんが…?

社内中に響き渡った声
麻子の悲鳴に…暗闇の中から「誰一人いるものか」と同時に靴音が聞こえた
「その声は…麻見さん?どうした」

「た 助けてください」

「貴様、邪魔するな~」
「お前こそ、私の大切な女性を…顔見せろ、お前は…」

「社長?言えその 転んだから助けようと…」

「お前の助けは…何か?どうやったら体勢作れるのか?女性の上に…跨ぎベルト緩め?どけ」

麻見さん…
また、恐怖と緊張の為に気を失った
「ああ~また」ってクスリと笑った

「お前は…覚悟しておけお前の仕事全て白紙に戻し、僻地へ異動だ」
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