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脱がされて...快感
第1章 真夜中の痴漢電車
その人は私の耳に向かって、つぶやいた。

「大声出すとただじゃおかねえ」

背筋が凍った。この人に逆らっちゃいけない...

周りの人は気づいてないかな...?

すると、後ろからも手がのびてきて、パンツを少し下ろしてきた。

えっ...何で...誰..?

思わず後ろを振り向くと、年は同じくらいの男の人だった。

てゆうか...友達なのかな?何か話してるし。
周りを見渡してみると、全員、痴漢の仲間のようだった。

もしかして...囲まれた?嘘...

「んっんー!」

「おい」

ヤバイ...大声出しちゃった。
男の人はニヤニヤ笑いながら、私に言った。

「どこで降りるの?」

「え?えと...次の駅...」

「じゃあ、もう二つ先で降りろ。言うこと聞かなきゃ、分かってるな?」

そんな...!
仲間らしき人も、

「大声出しても無駄だよ?囲まれてるし、五人だけだけどね...」

手前からも手がのびて、パンツを完全に下ろしてきた。

パンツは取られてしまった。

「あれ?濡れてない...?」

やだ、私。痴漢なのに...!
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