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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第12章 美優-懐妊
『大丈夫。できるよ。美優なら上手にできるよ。美優の中の淫獣を目覚めさせるんだ』

不安そうに俯く美優にコーチが指導する。

『…インジュウ?…』

聞き慣れない言葉に美優は聞き返す。

『そうだよ。美優の心の奥底に巣食う美優の本当の姿だよ。アクメを得るために男のち○ぽを求める淫獣。ママから受け継いだ邪悪で狂暴な獣だ』

『…ママから受け継いだ?…』

以前、理沙から刷り込まれ美優の記憶の奥底に封印されていた淫獣の話が紐解かれる。

『見てごらん』

美優はコーチが指差す方向に眼をやる。

『…何っ!?…あれ?…』

真っ白な毛足の長い仔猫が眠っている。

『…猫?…可愛い…でも…震えてる…寒いの?…あっ!…怯えてる?…怯えてるのね…』

丸く小さくなった子猫は小さな耳をピンと立てて周囲を警戒しながらプルプルと小刻みに震えている。

『淫獣だよ。あれが美優の淫獣だ』

猫好きの美優らしく、美優の無意識が生み出した淫獣は子猫の姿をしていた。

『…あれが…淫獣…美優の淫獣?…』

恐ろしい怪物を想像していた美優は怯えて震える子猫の様な姿に拍子抜けする。

『…でも…どうして怯えてるの?…』

『自分の居場所がなくて怯えているんだ。このまま消えて無くなるんじゃないかって、美優の淫獣は怯えているんだよ。可哀想に』

コーチは哀れみの声で美優に告げる。

『…可哀想…どうすればいいの?…どうすれば美優の淫獣を助けてあげれるの?…』

美優の眼から大粒の涙が溢れ落ちる。

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