この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それでも大好きなんだーっ!
第1章 彼女はうさこ

「か、彼女って…翼…っ、正気なの⁉︎ 」
多佳子の問いに、翼はにっこり微笑んで頷く。
その笑みを今度はうさこに向け、
「多佳子がサークルで使ってる部屋が空いてるんだって。今からそこでするんだけど、うさこも行こ?」
その笑みに似つかわしくない言葉を放った。
普通に考えたらあり得ないこの会話。
多佳子も、もあも、カフェにいる人たちも…
驚いた顔で翼とうさこを見つめる。
だが、
「うんっ、行く!」
うさこは満面の笑みを見せ、大きく頷いた。
「は?あんたバカなの?」
いち早く我に返った多佳子は、思わずうさこの胸元を掴み上げる。
「多佳子!」
すぐに翼が多佳子の手を解いてくれたが、驚いたうさこは半泣き顔だ。
「翼!私はこんな子供と翼を共有するなんて嫌よ!」
怒りの治らない多佳子は、今度は翼に詰め寄る。
「共有?」
「3人でするなんて嫌って言ってるの!」
多佳子の言葉に、
「私だって嫌です!」
うさこが声を荒げる。
(だってだって、多佳子さんの隣で裸になるなんて惨めすぎる〜)
自身の小さな胸を一目し、うさこがまた顔を上げる。
「私は、こっそり見てるだけですから!」
うさこの言葉に頷く翼。
2人の様子に、多佳子の瞳に困惑が見て取れる。
「わ、私はこんな子に見られながらするなんて嫌よ!」
どうにかそれだけ言葉にすると、多佳子は踵を返しカフェを出て行った。
多佳子の問いに、翼はにっこり微笑んで頷く。
その笑みを今度はうさこに向け、
「多佳子がサークルで使ってる部屋が空いてるんだって。今からそこでするんだけど、うさこも行こ?」
その笑みに似つかわしくない言葉を放った。
普通に考えたらあり得ないこの会話。
多佳子も、もあも、カフェにいる人たちも…
驚いた顔で翼とうさこを見つめる。
だが、
「うんっ、行く!」
うさこは満面の笑みを見せ、大きく頷いた。
「は?あんたバカなの?」
いち早く我に返った多佳子は、思わずうさこの胸元を掴み上げる。
「多佳子!」
すぐに翼が多佳子の手を解いてくれたが、驚いたうさこは半泣き顔だ。
「翼!私はこんな子供と翼を共有するなんて嫌よ!」
怒りの治らない多佳子は、今度は翼に詰め寄る。
「共有?」
「3人でするなんて嫌って言ってるの!」
多佳子の言葉に、
「私だって嫌です!」
うさこが声を荒げる。
(だってだって、多佳子さんの隣で裸になるなんて惨めすぎる〜)
自身の小さな胸を一目し、うさこがまた顔を上げる。
「私は、こっそり見てるだけですから!」
うさこの言葉に頷く翼。
2人の様子に、多佳子の瞳に困惑が見て取れる。
「わ、私はこんな子に見られながらするなんて嫌よ!」
どうにかそれだけ言葉にすると、多佳子は踵を返しカフェを出て行った。

