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それでも大好きなんだーっ!
第5章 大和撫子、豹変⁉︎
綺麗だから汚したくないなんて、うさこのバージンは奪わない翼。

代わりにお尻に愛を注ぐ翼。

うさこが望むからと、目の前で他の子を抱く翼。

なのに、

誰を抱いていても…その熱い視線はいつだってうさこを捉えていた。

だけど…


「もう…私以外と、エッチしないで……」


もう、他の子を抱く翼に興奮は出来ない。

前よりずっとずっと大好きだから…

変態願望より、独占欲が勝ってしまったから…


うさこの言葉に、

「うん。約束する」

そう答えた翼の笑顔が、どこかホッとしているように見えたのは、うさこの自惚れか…


だけど、

そうなれば2人にとって重大な問題が一つ残っている。


「あのね…っ…つーくんが汚れていて、私の…が綺麗だって言うんなら……」

「ん?」

ごにょごにょと、さすがのうさこも歯切れが悪い。

だけど、いつまでもお尻で満足は出来ない。


「私のここでつーくんの汚れを浄化してあげるから!」

「え?」

真っ赤なうさこの顔に、ようやくその言わんとすることが理解できた翼。

必死なうさこの顔に思わず笑みを零した。


「だから!だから!ここでシよう!」

「今?ここ(医務室)で?」

「違う!お尻じゃなくて、こっちでってこと!」

必死過ぎるうさこの視線は、しっかりとそこを見つめていて、

「そんなこと必死に言うの、うさこくらいなもんだよ」

笑い転げる翼。

「もー!真剣に言ってるのに!」

真っ赤なうさこが翼に目を釣り上げた時、

ガラッ

「賑やかね。元気なら帰りなさい」

昼休みから戻った保健医が医務室のドアを開けた。


「すみません。うさ、動ける?」

翼に促され、

「うん」

すっかり胃痛の治ったうさこが立ち上がる。


「送ってく。ていうか、帰る家は一緒なんだけど」

片手でうさこの身体を支え、もう片方の手はうさこの鞄を持つ。

スマートな翼に、

「でも!嬉しい。ありがと」

うさこは素直に抱き着いた。



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