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それでも大好きなんだーっ!
第1章 彼女はうさこ
ツー…っと、翼の舌がうさこの人差し指を辿る。

そこについた蜜を舐め取るようなその動きが艶めかしくて、うさこは思わず指を引っ込める。


「初めてなのに、うさこの身体はエッチだね」

気を悪くした様子もなく、翼は自身の唇に残ったうさこの蜜を舐め取る。

「つ、つーくんが…し、て…くれないから……っ」

目が逸らせなくて、

でも…見つめていると心臓が爆ぜてしまいそうで、

うさこは困り果てて顔を歪める。


「うさのここ、すごく綺麗なピンク色してる」

そう言いながら、翼の長い人差し指がうさこの蜜口をなぞる。

「んンッ…つーくん…!」

ねだるように大きく開かれたうさこの足。

意地悪く笑った翼は、ゆっくりと蜜の中へと指を潜らせた。


「ンッ、ああっ…つーくん…っあ」

「うさこの指は短いから、この先の気持ち良さを知らないよね」


人差し指がギリギリ通る狭いうさこの中。

押し寄せる肉襞を広げながら、翼の人差し指はうさこの人差し指が届かない先まで突き進む。

「ひゃっ、あっ、ああっ、なんか…変な感じだよぉ…んンッ」

ビクンッビクンッと、うさこの身体が小刻みに震える。

「残念。俺の指でもここまでが限界」

するりと抜け出す翼の指を、うさこは恨めしそうに見つめていた。



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