この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それでも大好きなんだーっ!
第2章 夏帆さん vs うさこ ⁉︎

翼のバイクには、ヘルメットがいつも二つぶら下がっている。
一つは翼用。
もう一つは、
「ほら、うさこ用」
翼はそう言うけれど、
「私のじゃないシャンプーの香りがします」
うさこはいつも不機嫌になる。
そんなうさこの怒り顔も、
「ハムスターみたいだな」
翼にとっては可愛く感じるだけで、膨らめた頬を横に引っ張られ、うさこは涙目で翼を睨む。
「煽んなよ、うさこ」
頬を引っ張られたまま、横に伸びたうさこの唇に翼の唇が重なる。
それだけで、うさこの怒りは収まり、せがむように翼に抱き着く。
─────甘い甘い恋人同士の時間。
こんな瞬間を目撃すれば、翼とうさこはラブラブなカップルなのだと噂になるだろう。
だけど…
「あんま煽んな。今夜は深雪が来るから体力温存しとかないと」
翼の口から出た言葉に、うさこの瞳に妖しい光が混じる。
「つーくん家のお隣の深雪ちゃん?まだ高校生なのに経験豊富だという?その子とのエッチ、まだ撮影させてもらってない!」
淫らな言葉も平然と使い、かなりの淫乱だという深雪ちゃん。
言葉責めされるつーくんの動画が撮りたいと、うさこは翼の部屋に行く度にねだっていた。
一つは翼用。
もう一つは、
「ほら、うさこ用」
翼はそう言うけれど、
「私のじゃないシャンプーの香りがします」
うさこはいつも不機嫌になる。
そんなうさこの怒り顔も、
「ハムスターみたいだな」
翼にとっては可愛く感じるだけで、膨らめた頬を横に引っ張られ、うさこは涙目で翼を睨む。
「煽んなよ、うさこ」
頬を引っ張られたまま、横に伸びたうさこの唇に翼の唇が重なる。
それだけで、うさこの怒りは収まり、せがむように翼に抱き着く。
─────甘い甘い恋人同士の時間。
こんな瞬間を目撃すれば、翼とうさこはラブラブなカップルなのだと噂になるだろう。
だけど…
「あんま煽んな。今夜は深雪が来るから体力温存しとかないと」
翼の口から出た言葉に、うさこの瞳に妖しい光が混じる。
「つーくん家のお隣の深雪ちゃん?まだ高校生なのに経験豊富だという?その子とのエッチ、まだ撮影させてもらってない!」
淫らな言葉も平然と使い、かなりの淫乱だという深雪ちゃん。
言葉責めされるつーくんの動画が撮りたいと、うさこは翼の部屋に行く度にねだっていた。

