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それでも大好きなんだーっ!
第1章 彼女はうさこ

─────でも…
翼もやっぱり普通の男じゃない。
翼がうさこと付き合うと言ってくれたあの日から1週間…
翼は、相変わらずいろんな女の子と浮名を流し続けている。
しかも、いつ・どこで浮気をするのか、うさこに連絡して、
それを覗きに来るようにと丁寧にご招待される。
うさこもまた、
そんなつーくんを追いかけ『つーくんのイキ顔コレクション』を増やしていた。
「……やっぱり、伊久美先輩がうさこと付き合うって言ったの…うさこの幻聴なんじゃない?」
昼時で混み合う大学のカフェ。
最近出来た友達のもあちゃんが、うさこのサンドイッチを摘んで口に含む。
「げ、幻聴じゃないよ!ちゃんとそう言われたもん!」
うさこは反論するが、心のどこかでそんなことを考えないこともない。
「だってその ”つーくん” は、あっちでモデル体型やら巨乳やらの美女に囲まれてるよ?」
カフェの中央…もあが指差す先には、今日もまた大勢の美女に取り囲まれている翼がいた。
「き、今日の相手を選んでるんだよ」
そしてまた、翼から覗きのご招待メールが来る筈…
唯一出来た友達のもあ以外に、うさこには翼との話をする相手はいない。
翼は相変わらずのプレイボーイぶりで、うさことの仲を疑う人なんていない。
よく平気だね…とため息を零すもあ。
思わず一緒に吐きかけたため息を、うさこは慌てて飲み込んだ。
翼もやっぱり普通の男じゃない。
翼がうさこと付き合うと言ってくれたあの日から1週間…
翼は、相変わらずいろんな女の子と浮名を流し続けている。
しかも、いつ・どこで浮気をするのか、うさこに連絡して、
それを覗きに来るようにと丁寧にご招待される。
うさこもまた、
そんなつーくんを追いかけ『つーくんのイキ顔コレクション』を増やしていた。
「……やっぱり、伊久美先輩がうさこと付き合うって言ったの…うさこの幻聴なんじゃない?」
昼時で混み合う大学のカフェ。
最近出来た友達のもあちゃんが、うさこのサンドイッチを摘んで口に含む。
「げ、幻聴じゃないよ!ちゃんとそう言われたもん!」
うさこは反論するが、心のどこかでそんなことを考えないこともない。
「だってその ”つーくん” は、あっちでモデル体型やら巨乳やらの美女に囲まれてるよ?」
カフェの中央…もあが指差す先には、今日もまた大勢の美女に取り囲まれている翼がいた。
「き、今日の相手を選んでるんだよ」
そしてまた、翼から覗きのご招待メールが来る筈…
唯一出来た友達のもあ以外に、うさこには翼との話をする相手はいない。
翼は相変わらずのプレイボーイぶりで、うさことの仲を疑う人なんていない。
よく平気だね…とため息を零すもあ。
思わず一緒に吐きかけたため息を、うさこは慌てて飲み込んだ。

