この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも大好きなんだーっ!
第4章 お、お母様Σ(゚Д゚;)
そして……

「私も行きます!」

そう言って、今だはめられたままの翼の手錠を引いて歩き出す。


「うさ……でも……」

今だ、暴れ、怒鳴り続ける母親。

そんな母親の元へ、うさこを連れて行くことに不安を覚えずにいられない。


「うさ。大丈夫だから……俺1人で…」

「つーくんは!お母さんや他の人を大事に思う癖に、自分を大事にしなさ過ぎです!」

そんなことを言われるとは思わず、翼は息を飲んだ。


「つーくんが、自分の心のままに正直になれるのは…エッチの時だけです。だから最高のイキ顔が見られるのだけど……でも!私に甘えると言った以上、素直に甘えてもらいます」

「うさ……」

ガチャリ…音がして、うさこの身体は、手錠から片手を外した翼に抱き寄せられていた。


「簡単に外しちゃいましたね。鍵は必要ないですか?」

翼の胸の中でうさこが呟いて鍵を差し出せば、

「結構前から苦労してたんだけど……」

苦笑いの翼がその鍵を受け取る。



そして、

ガチャ…

「え⁉︎ 」

翼の左手と、うさこの右手が、オモチャの手錠で繋がれた。


「つーくん?」

「俺って実は女を見る目があるのかも」

うさこの右手を引き寄せて、翼はそっと唇を寄せた。


「どういう…意味……?」

「俺の初カノ。最高にいい女だなと思ってさ」

ボボボッとうさこの顔に熱が灯る。


「うさこに手出しはさせないから。だから、着いて来てくれる?」

照れたような笑顔を見せる翼。

思わず、うさこの手が携帯へと伸びる。


「一生!一生着いていきます!だから!だからその顔、写真撮らせて下さいーっ!」

「惚れ直したところなのに、なんでそう来るかなぁ…」

カメラを構えるうさこ。

それを阻止する翼。

イチャつきながら、ゆっくりと、騒めく翼の自宅前へと歩を進める2人。



「〜〜〜〜〜っ!バカップル!なんで戻ってきた!」

耐え切れず、深雪が叫んだ。


/162ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ