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第1章 1

浴室に入ると貝塚はボディソープを手に取り、彼女の身体に塗りたくる。
滑りで全身が覆われ、泡立てられていく。
されるがままは余計に恥ずかしくてあやみもボディソープで貝塚の身体を泡立てた。

「やっ……そんなオッパイばっかりっ」

貝塚の手は洗浄を忘れたように、念入りすぎるほどに胸を揉み擦っていた。

「じゃあこっちも？」

笑いながら彼の手は股へと伸ばされる。
泡まみれの指は割れ目に沿ってゆっくりと動いた。

「あっ……」
「濡れてるね、あやみちゃん」

嬉しそうに笑う貝塚の顔が卑猥に見える。
ソコを他人に触られるのは何年ぶりかと記憶を辿っている余裕もすぐに消えた。
貝塚の指は割れの隙間に忍びこんで、小さく抜き差しを繰り返す。

「あっあっ……」

自分でするのとは違い、予測不能な動きに思わず声も出てしまう。