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いつかは結婚できると思い込んでる私へ
第2章 2
「もういきそう?」
「すいません……」

詫びながらも快楽を享受する顔にあやみは変なときめきを覚える。
男を悦ばせる嬉さの他に、彼の初めてを達しさせる悦びもあった。

「無理しないで。いっていいから、外で、ね?」
「は、いっ……ああっ!!」

呻いた荏原は素早く抜くと待ちきれなかった白濁が塊のように噴出し、彼女の太ももの上にぶちまかれる。

「あああっ……あっ……あ」

無心に擦り、最後の一滴まで搾り出す。

「熱い……」

職場に似つかわしくない青臭い芳香が漂う。
出し尽くした荏原は所在なさげにその場に座った。

あやみは先輩としての落ち着きでティッシュを取ると数枚を彼に渡し、自らの太ももや局部を拭う。

「あっ……すいません……」

汁の非礼に気付いた彼は今さらあやみのももを拭った。
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