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sunset~君の光になりたい
第10章 罪作りなtouch
「さて。千波にメールしてみようかな」
「里沙!たまには千波ちゃんの事はほかっておきなさい。
今日はお休みだし、thunderの人達も確か移動日で明日までオフでしょ?
ヒロさんとデートじゃなかった?邪魔しちゃダメよ!」
「だから心配なの!」
里沙はレジ台をバンと叩いた。
「なんでー!ヒロさんはカッコイイし背も高いし!素敵な詩を書くし!男気もあって、いうこと無しじゃない!」
ペコは握り拳を突き出して熱く語った。
「そんなん外面よ。中身はただの女たらしに決まってる」
里沙は、この間千波が一人で名古屋のライブに行った時の事を苦々しく思い出していた。
千波はライブ前に気分を悪くしたのに、ヒロは打ち上げにまで付き合わせた上、その後、ホテルまで送っていったらしいのだ。
「あんたね――千波ちゃんは自分の意志で打ち上げに行ったんだし、ヒロさんは送り届けただけよ?紳士やないの」
ペコはハタキでレジや棚の埃を取りながら言った。
「ただ送っていったのか、わからないでしょ!
"ぐあー!お前を食べてやるー!"て、送り狼に変身して、千波がムシャムシャ喰われたかもしれないのに!」
里沙は、箒で床を掃きながら更に叫ぶ。
「里沙!たまには千波ちゃんの事はほかっておきなさい。
今日はお休みだし、thunderの人達も確か移動日で明日までオフでしょ?
ヒロさんとデートじゃなかった?邪魔しちゃダメよ!」
「だから心配なの!」
里沙はレジ台をバンと叩いた。
「なんでー!ヒロさんはカッコイイし背も高いし!素敵な詩を書くし!男気もあって、いうこと無しじゃない!」
ペコは握り拳を突き出して熱く語った。
「そんなん外面よ。中身はただの女たらしに決まってる」
里沙は、この間千波が一人で名古屋のライブに行った時の事を苦々しく思い出していた。
千波はライブ前に気分を悪くしたのに、ヒロは打ち上げにまで付き合わせた上、その後、ホテルまで送っていったらしいのだ。
「あんたね――千波ちゃんは自分の意志で打ち上げに行ったんだし、ヒロさんは送り届けただけよ?紳士やないの」
ペコはハタキでレジや棚の埃を取りながら言った。
「ただ送っていったのか、わからないでしょ!
"ぐあー!お前を食べてやるー!"て、送り狼に変身して、千波がムシャムシャ喰われたかもしれないのに!」
里沙は、箒で床を掃きながら更に叫ぶ。