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彼方
第5章 調教
「あっ・・・!」


ワインの冷ややかな感触がちなみの肌を伝う。


薫は、赤ワインまみれになったちなみの体に舌を這わせ、

ワインの雫を舐め取った。


ちなみはくすぐったさで身もだえした。


お腹、お臍、みぞおち、胸。


薫の舌は、どんどんせり上がってくる。


彼の舌は乳房の周りをぐるりと舐め、


頂点目指して駆け上がっていく。


そしてついに、両乳の頂に舌が到着する。


薫は愛おしむように二つの可愛い部分を見つめ、


それから熱い口で左側をぱくりと食べた。


ちなみの乳首はどんどん硬くなり、せつない快感が芽生えた。


薫はそれからチュプン、チュピンと音を立てて唇で乳首を引っ張り、


その弾力を楽しんだ。


彼はしばらく左の乳を吸い、それから右側に取り掛かった。


ちなみは薫の無邪気なおっぱいとの戯れを少し微笑ましく感じながらも、


体は敏感な部分の与える快楽に悦んでいた。


「ちなみちゃんのおっぱい、おいしかった。きれいで可愛いね」


薫はちなみの耳元で囁いた。


耳に吐息がかかり、彼女はどきどきした。
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