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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第5章 出撃

ヴァギナスを包む光がその輝きを増す。灼熱のエネルギー放射。
「最後のっ……ふあああっ……」
これで終る。
「ヴァギナスッ……エクスタシーフレア!」
ゴッ
エネルギーの奔流を受けて機兵獣の体が燃え上がった。ショッキングピンクの火焔がその巨体を呑み込み火柱の大竜巻となって天を突く。消し炭となった機械巨獣の上げる凄まじい断末魔の叫びが轟いた。
きしゃあああああああああ!
「あああああああああああああああああああああああああああっ! んあああああああああんっ……んっくあっ……イクあはああああああああああああああああっ!」
愛液交じりの悦びの昇天水が飛沫となってモニタに散る。絶頂したケイはシートに身を投げ出した。
《マスターのオーガズムを認識。ヴァギナス、スレイブ・アウトします》
ナビと共にモニタの《接続中》の文字がゆっくりと点滅を始める。
勝ったのか、負けたのか。
どうでもよかった。
戦いを終えた少女は今、ゆったりと流れる心地よい大河を漂っていた。
「ママ……」
最後の涙が一粒、煌めきながらそのなだらかな頬を伝い落ちた。
それはあの夏の夜、見つけることが叶わなかった流れ星のようだった。
「最後のっ……ふあああっ……」
これで終る。
「ヴァギナスッ……エクスタシーフレア!」
ゴッ
エネルギーの奔流を受けて機兵獣の体が燃え上がった。ショッキングピンクの火焔がその巨体を呑み込み火柱の大竜巻となって天を突く。消し炭となった機械巨獣の上げる凄まじい断末魔の叫びが轟いた。
きしゃあああああああああ!
「あああああああああああああああああああああああああああっ! んあああああああああんっ……んっくあっ……イクあはああああああああああああああああっ!」
愛液交じりの悦びの昇天水が飛沫となってモニタに散る。絶頂したケイはシートに身を投げ出した。
《マスターのオーガズムを認識。ヴァギナス、スレイブ・アウトします》
ナビと共にモニタの《接続中》の文字がゆっくりと点滅を始める。
勝ったのか、負けたのか。
どうでもよかった。
戦いを終えた少女は今、ゆったりと流れる心地よい大河を漂っていた。
「ママ……」
最後の涙が一粒、煌めきながらそのなだらかな頬を伝い落ちた。
それはあの夏の夜、見つけることが叶わなかった流れ星のようだった。

