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情画
第1章 再開
そして、先生がそれを伝え、ワタシが来るのを待っていると思った。

そう思ったら何も考えずにインターホンを押していたのだ。

今、何が起きているのだろう。ワタシは理解出来なかった。


「ねぇ、いずみ、貴女の此所は今どうなっているだろう。
僕に教えて?」

先生が絵の百合の花芯を指差した。
そしてくねくねと指を動かし、花びらまで辿る。

その手つきは、まだ触れていないワタシの花弁を掻き分けてナカの渇いた部分を擽る。


八年間、義務的に行われた夫婦の営みで、ずっと満たされることがなかった渇きを、
先生の指が声が、吐息が満たしてくれると体が知っていた。

「ねぇ、いずみ…どうなってる?」


「な…なんともなっていません…」

ワタシは唯一自由な言葉で抵抗した。

体中が先生を欲しがっているのに…

沙絵さんがいる前でオモチャにされるワタシは何なんだろう。

その悔しさが抵抗させるのだ。

「そう、じゃあ見させてもらうね。」

そう言って先生は垂れた着物を捲り、ワタシの女の部分を露にした。

ワタシは羞恥に堪えられず瞼を閉じた。

「お父様…綺麗…凄いわ…」

「沙絵、静かに、本人が認めていないんだから、判らせてあげなきゃいけないんだよ。」
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