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情画
第6章 夜明け
先生が顔の上に横から覆い被さり、
いつの間にか開かれた着物からそそりたつ筆を、
ハーモニカか横笛のように、ワタシの唇に乗せる。


「いずみ、舌を伸ばしてごらん。唇は力を入れちゃいけないよ。」

は、はい…

口をぽかんと開け舌を広げて出す。
先生が腰をゆっくり動かし始める。
目の前で左右に動く様子はまさにハーモニカだった。

唇に力が入らないように意識すると、舌もあまり動かせない。

ズッ…ズッ…

「いいよ、いずみ、そのまま舌を沢山出しててくれれば…」

はぉっ…

沙絵さんは乳房を寄せながら谷間に舌を這わせたり、乳輪をしつこく舐めまわしたり…

初めてのオモチャを弄る子供みたいに、反応を楽しみながら愛撫している。

気持ちいい…

淫靡な行為がワタシの奥をキュンとさせた。

乳房はもう舐めるところがないほど唾液で濡れて、それを通して沙絵さんがワタシを見る。

先生も筆を舌にあてがう確認をしつつワタシを見つめてくる。

手足を動かすことも出来るのに、ワタシはされるがままに体を捧げ、二人の祭司の目を交互に見るだけだった。

「下もだいぶ濡れてるでしょうね。乳首だけでイケるかしら。」

沙絵さんの笑みに子宮が震える。
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