この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
情画
第7章 曙
「じゃあママ、先生に話してみるよ。いってきます。」

「うん、それでも信じてもらえなかったら、ママが先生に話してみるから、」

「うん。」

「じゃあいってらっしゃい。」

一旦家に戻って実の描いた絵を持ってお屋敷に向かう。もし機会があるなら、実の絵を二人に見てもらおう。

そう思って籠の中に入れた。

首輪を填めてアトリエに這っていく。

「おはようございます。
沙絵さん…」

「いずみさん、おはよう。
しばらく、お父様の後ろの椅子に座ってらして。」


「学校の制服ですか?」

「そうよ。記念に描いてもらってるの。」

ワタシは立ち上がって椅子に腰掛けた。

「記念ですか…お誕生日のですか?」

「ん…まあそんなところね。」

沙絵さんの制服姿は可愛らしかった。
セーラー服に赤いタイが似合っていた。
紺のスカートも今の子にしては長めで、いたって普通の高校生だったんだと改めて思った。

ワタシは約束をすっかり忘れていて、制服姿を見せてもらうことの意味を思い出さなかったのだ。

先生は挨拶もなく作品に集中している。
もう色付けが始まっていて、肖像画のような沙絵さんは、制服の部分を色付けされているところだった。


/710ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ