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第10章 四季咲き

抱き締めてしまえば、もう止められない。
理由をこじつけて貴女の着物を剥ぎとった。

開かれた着物の中に隠されていた白い乳房に手を伸ばし、自由にしてあげる。

着物の襟を肘まで落とし、両乳房を包み込んだ。

貴女が恥ずかしそうに頬を染めるが、僕には誘っているようにしか思えなかった。

身を屈め、その柔らかい乳房に顔を埋め、唇を寄せた。

頭の上から、甘い吐息が漏れ出した。

筆の代わりに舌で優しくなぞる。もしかしたら、朝顔の柄が浮き出るかもしれない。
そんな妄想を抱きながら舌を這わせていった。


ふぁ…先生…

貴女の体から力が抜けていく。
僕は椅子に腰掛けて着物の合わせを開いた。

｢だめですね。貴女を見ていると邪な気持ちが現れてしまう。
今日はレッスンの日と決めたのに。｣


貴女は恥らいながらも僕の中心に目を向けた。

｢ここに座って。｣

貴女の手を引き両手を繋ぐ。俯き加減で脚を開き、貴女が腰を落としていく。

切っ先を入り口にあてがい手を繋ぎ直すと、ふるふると悶えながら貴女は僕を迎え入れた。

せんせぇ…

貴女に甘い声で呼ばれると僕の体は奮い立った。