この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
情画
第17章 新芽
それから実は荷物を取りに行きたいとは言わなくなった。
先生とお風呂に入り寝るのも慣れてきた。
朝起きたら一番に朝顔に水やりし、学校から帰ると他の庭木にもホースで水やりを楽しんでいた。
「先生〜今日は金曜日だよね。レッスンだよね?」
「そうだね。」
「先生、今日オモチャの飛行機描いていい?」
「いいよ。僕も描いていいかい?」
「うん。」
先生は絵の具の用意を始めた。
「ママは?」
「マドレーヌを焼こうと思うんだけど、いいかしら?」
「やったぁ。いいよ〜
先生、マドレーヌだよ〜
美味しいんだよ。」
「じゃあ実、時々覗きにくるからね。」
ワタシはキッチンに向かった。
型などの道具が無いのに気づき家に戻る。
やはり主人が帰った様子は無かった。
お菓子作りの道具をまとめて、急いで屋敷に戻る。
レッスンの様子をこっそり覗くと、実はビューンと効果音を口ずさみながら飛行機を描いていた。
タネを作り型に入れてオーブンに掛ける。
しばらく手が開くのでまたレッスン室に向かった。
「先生、飛行機乗ったことある?」
「あるよ。」
廊下にまで声が聞こえる。ドアを開けずに二人の様子を窺ってみることにした。
先生とお風呂に入り寝るのも慣れてきた。
朝起きたら一番に朝顔に水やりし、学校から帰ると他の庭木にもホースで水やりを楽しんでいた。
「先生〜今日は金曜日だよね。レッスンだよね?」
「そうだね。」
「先生、今日オモチャの飛行機描いていい?」
「いいよ。僕も描いていいかい?」
「うん。」
先生は絵の具の用意を始めた。
「ママは?」
「マドレーヌを焼こうと思うんだけど、いいかしら?」
「やったぁ。いいよ〜
先生、マドレーヌだよ〜
美味しいんだよ。」
「じゃあ実、時々覗きにくるからね。」
ワタシはキッチンに向かった。
型などの道具が無いのに気づき家に戻る。
やはり主人が帰った様子は無かった。
お菓子作りの道具をまとめて、急いで屋敷に戻る。
レッスンの様子をこっそり覗くと、実はビューンと効果音を口ずさみながら飛行機を描いていた。
タネを作り型に入れてオーブンに掛ける。
しばらく手が開くのでまたレッスン室に向かった。
「先生、飛行機乗ったことある?」
「あるよ。」
廊下にまで声が聞こえる。ドアを開けずに二人の様子を窺ってみることにした。