この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
情画
第17章 新芽
「ゆうパパっ、僕のご飯大人と一緒だね。」

確かに量は少ないが子供用の別メニューじゃなく、私達と同じものだった。

「だって家族で同じもの食べたいでしょう?
嫌いなものあった?」

「ううん、皆で一緒が嬉しい。」

確かに、子供の好きそうな別メニューで、地のものと関係ない料理が出ることが多いが、先生の言い方だとわざわざ頼んだようだ。

先生は、全てにおいて、子供扱いせず一人前としている。

一貫した方針があるのがわかった。

家族だから同じものを…
その気持ちも嬉しいし、実も喜んでいた。


「お刺身美味しいね。」

「うん、お肉の火に気をつけててね。」

陶板焼きのお肉を温める火に実は興味を示していた。

「ゆうパパ、ありがとう。」

「へ?」

「旅行に連れてきてくれて…」

「実、僕たちは家族なんだよ。皆で旅行して僕も楽しいんだよ。」

「うん、すごく楽しい。ゆうパパがパパになってくれて良かった。」

「照れ臭いなぁ、実。
僕はずっとずっと実のパパだよ。」

実と先生の会話に思わず涙が出る。

「ママなんで泣いてるの?」

「ん…嬉しいからよ。」

「ママも旅行きて楽しいから?」

「うん、そうよ。」

/710ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ