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情画
第17章 新芽
実は鍵を開けて泣きながら入ってきた。

「おうちがなくなる?」

実はワタシの中に飛び込んできた。

「うぅ…トラックがきて…お引っ越しってのするって…男のひとがたくさん…おうちのもの…どんどん出してるんだ…

ねぇ…とめて…おうちがなくなっちゃう…ぅぅ…」

本当に今日引っ越しの手配をしてあったんだ。

「実、どうしておうちにいったの?」

「僕、毎日ここに帰るまえにおうちのお庭にも水やりに行ってたんだ…

今行ったら、トラックにおうちの荷物つんでたんだ。知らない人がいっぱいで


僕のおうちだっていったら、

おじさんが、僕たちは、荷物を運ぶように頼まれてるだけだからって…

誰がそんなこと頼んだの?って聞いたら、

ここのおうちの人だって…

ねぇ…ママっ…どうなっちゃってるの?

あのおうちどうなっちゃうの?

パパが帰ってきたら、どうなるの?」

まさか、実が引っ越し作業を見てしまうとは思わなかった。

どうに言えばいい?

「ねぇ…ママ…だれが引っ越しするって決めたの?
パパ帰ってこれないよ。」

「実、応接間でゆっくりきちんとお話をしよう。」

先生はワタシにしがみつく実の頭を撫でておっしゃった。

そしてワタシの顔をみておっしゃった。
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