この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
まずは今のおやつに取りかかる。

缶詰めのフルーツやキウイを入れて色鮮やかで涼し気なゼリーを作ろう。

先生とは四六時中一緒だから、内緒でサプライズを用意するのは難しい。

そうだ、日曜日に実と公園に遊びに行ってもらおう。

色々計画を練っているとウキウキしてきた。

駆け込み寺のようにお屋敷に逃げ込み、何もかも頼りっぱなしの先生に感謝を形にしたかった。


ゼリーを型に入れて冷蔵庫で冷やす。
固まる間、またレッスン室に戻った。

「実、学校は友達できた?」

「うん、ミカちゃんとレミちゃんと…」

「女の子ばかりだね。」

「そんなことないよ…ケントとコーキもいるし…」

「先生の名前は?」

「田中ひろこ先生…」

カチャッ…

「あ、ママできた?」

「今、冷やしてるところよ。実の方はどう?」

「顔は出来たよ。着物がこれから…
ゆうパパに見える?」

「うん、ちゃんとわかるわよ。丁寧に描けてるわね。」

「どれどれ?」

「わ〜ダメダメ」

先生が覗こうとしたら、実が慌てて隠す。

「出来上がって、僕がいいって言うまで、見ちゃダメなの!!」

「うーんモデルの気持ちが良くわかるよ。ねっ、ママ?」

「そ、そうですよね。」
/710ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ