この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花

「次はあなたの体に蛇を這わせたい。」

実が学校に行くとアトリエで先生に言われた。

「縄目の代わり、僕の代わりです。いいですか?」

ワタシを覗き込む先生の瞳に妖しい艶を感じ、ワタシは囚われていった。

ワタシは無言で頷く。

「では着物を脱いで背もたれに掛けて座ってください。」

腰かけると手首を縄で結わえられる。

ジャラジャラジャラ…

椅子は中央に置かれていて滑車が回された。

その音に反応してしまうワタシはどれだけ淫らなんだろう。
そう思うと余計に身体が熱くなり、女の芯が震えるのだった。

軽く結わえられた手を上にされて、鎖に繋がるフックに掛けられた。

ジャラジャラジャラ…

鎖が巻き上げられて、手を頭上にされただけなのに、拘束されたという事実がワタシを興奮させた。

目の前で、先生が白と藍色と金の絵の具を溶いた。

綺麗な色が作られるのを見ているうちに、
それを筆によってワタシに纏わせるのだと想像し、
ぷるぷると体が震えた。


「あまり時間をかけられないので、前面から見える部分にだけ蛇を描きますよ。」

藍色が筆に取られ、脇の下に置かれる。ヒヤッとした筆の感触に身を捩りたくなるがグッと堪える。

/710ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ