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情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
ぁああん…ふぅう…

「男は今も昔も女性を責めたてるために、労力を費やしたんですね。」


んはぁ…ぅうぅ…

「からくり人形ってご存知ですか?」

んぁ…はぁ…いぃ…

「湯呑みを運ぶ人形が有名ですが、それと同じものです。

ただ、殿様が、浮気した女房を責めるのに作らせたという執念深いものですがね。」

はん…っ…

「半狂乱になって、二度と浮気はしないと誓わせたらしいですよ。
何日も責めぬいてね…」

あぁ…先生っ…んんん…
先生がいぃです…

「そんなことをおっしゃらずに、猫舌を試してください。」

回転する輪に鞣し革の裏側がヒラヒラとついたものだが、皮を濡らすとまるでざらついた猫の舌のような感触らしい。

花芽に当たるように置いてゼンマイを巻く。カタカタと音がして輪が回り始める。

ピチャン…ピチャン…

ひぃゃあああん…

貴女の周りで沢山のからくり人形が働いていた。

嫌がっていたものの貴女の腰が揺れ始める。

くねくねと妖しい動きをして快感を求め始めた。

はぁっ…んんん…ああっ…

貴女の唇が開きっぱなしになる。

そこに自身をそっと乗せた。

ビクッ…

何だかわからない貴女が顔を背けて怯える。
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