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情画
第20章 曼珠沙華
長いと思った夏休みが終わり、また日常が戻ってきた。

日に焼けた実は少したくましく、お兄さんらしくなった。

沢山の宿題を詰めて学校に向かう実は少し寂しそうだった。

僕は黙って貴女の手を引きアトリエに行った。

「せんせ…」

「久しぶりですね…」

貴女に口づけしながら着物を解いていく。

帯で加減するだけでいいからと、貴女はいつも着物で過ごすようになっていた。

着物を落としながら背中から腰を撫でる。

ふぅんんん…

貴女の艶やかな吐息が漏れた。

「あ、乳房が張ってますね。」

い…ゃ…

しばらく見ないうちに体が全体的に丸みを帯びていた。

胎児のために変化する体に欲情するのは不謹慎だろうか。

でも、ツンと尖った乳房、丸い尻を堪能せずにはいられなかった。

抱え込み両手で尻を揉んでいく。

はんんっ…

貴女も久しぶりのせいか反応が良かった。

まだ触れていない乳房の先で、実がムクムクと勃ちあがるのを見た。

思わず下から乳房を持ち上げて舌でつつく。

はぁあ…んあン…

仰け反って余計に乳房を尖らせる貴女に興奮する。

「椅子に座ったほうがいい。」
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