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情画
第21章 秋
人を愛することがどれだけ難しいか、
嫌悪や憎しみの感情は簡単
に生まれる。

愛することも自分の幸せ、人との比較により感じているのでないか。

実の純粋な言葉を聞いてワタシは身に詰まされた。


「そろそろ、貴女のご実家に挨拶にいかなければと思うんですが。
敬老の日の連休辺りいかがですか?」

「は、はい。」

「簡単に許してもらえるとは思ってませんが、
実も落ち着いてきたし、この子が生まれる前にきちんとご挨拶したい。」

先生は近くのホテルを念のため予約して、十分時間を取りたいとおっしゃった。

確かに、怒られる、認めてもらえないだろうけど、きちんと報告して先生を紹介したかった。


実家に連絡すると母は、予定は何もないし、どうなっているのか、父と話していたと言う。

「おじいちゃんとおばあちゃんのおうちにいくの?
お泊まりする?」

「うん、それは行ってから決まるかな…」

「久しぶりだよね。おじいちゃんたちに会うの。」


何もわからない実には楽しみでしかないようだった。

「敬老の日といってね。おじいちゃん、おばあちゃんを敬う日なんだよ。」

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