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情画
第22章 梅
「なんだか結婚式以来の共同作業だな。」

「あなたが家のことに無頓着過ぎるんですよ。」

「ほら愚痴ってないで開けるよ。」


1、2の、それ…

文句を言いながらも掛け声は合っていて蓋が取られる。


「うわぁ、素敵…ブッシュドノエルだわ。」


「おばあちゃん見て、設計図を描いて、そのとおりに飾り付けしたんだ。」


実は描いた絵を渡す。

「じゃあ、予想通り上手くできたのねぇ。」

「うん、おばあちゃんたちに、その絵あげる。」

「ありがとう。」

「なんだか切ってしまうのもったいないわねぇ。」

「中も綺麗だし大丈夫だよ。」

ケーキを切り分けていく。

「ほんとだ。フルーツ沢山で美味しそうね。」

実はケーキにもフルーツを飾り付けたが、お皿の上にもフルーツを綺麗に飾っていた。

粉砂糖をふるい、雪の中の切り株と木の実のように…

「美味しいっ」

青い夏みかんのジャムを入れた紅茶でいただいた。

「嬉しいわぁ、この絵をみたら、美味しい料理とケーキ、実くんたちと過ごした今日のこと思い出すわね〜」

母はしみじみと言いながらケーキを味わっていた。


ケーキを食べ終えて、片付けを手伝うという男性陣にお風呂を勧め、母と二人でキッチンに行った。
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