この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
情画
第2章 夜光虫
着替えを持ちバスルームに向かう。
腰や節々が重く、手すりに掴まって階段を降りた。
熱いシャワーを浴びる。体を洗いながら剥き出しの恥丘を見た。
主人が意識を飛ばしたワタシを、せめて起こしてくれれば許せたのかもしれない。
シャワーを浴びるよう勧めてくれれば、憎まなかったかもしれない。
もし、並んで労るように包んで眠っていたら、愛していたかもしれない。
あり得ない想像に涙しながら体を洗った。
湯船に浸かり体が温まって、少しは怠さが抜ける。
それなのに冷えた心が温まることはなかった。
着替えてリビングに行きソファーに横になる。
もう主人のいるベッドには戻りたくなかった。
横になると眠りに落ちる。朝の支度の時間まで、ソファーで仮眠して疲れを癒した。
いつもの時間に食事の支度をしていく。
実には、何もなかったように振る舞わなきゃ。
ワタシは自分に言い聞かせて体を動かした。
腰や節々が重く、手すりに掴まって階段を降りた。
熱いシャワーを浴びる。体を洗いながら剥き出しの恥丘を見た。
主人が意識を飛ばしたワタシを、せめて起こしてくれれば許せたのかもしれない。
シャワーを浴びるよう勧めてくれれば、憎まなかったかもしれない。
もし、並んで労るように包んで眠っていたら、愛していたかもしれない。
あり得ない想像に涙しながら体を洗った。
湯船に浸かり体が温まって、少しは怠さが抜ける。
それなのに冷えた心が温まることはなかった。
着替えてリビングに行きソファーに横になる。
もう主人のいるベッドには戻りたくなかった。
横になると眠りに落ちる。朝の支度の時間まで、ソファーで仮眠して疲れを癒した。
いつもの時間に食事の支度をしていく。
実には、何もなかったように振る舞わなきゃ。
ワタシは自分に言い聞かせて体を動かした。