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情画
第24章 芍薬
貴女が拒絶でなく、乱れてしまうから、だめと言っているのはわかっている。

貴女の背後に回り、腰を打つ。

ピシーン…

はぁあああっ…

久しぶりのせいか、一打で貴女は仰け反っていた。

ピシーン…ピシーン…

2つの鞭で尻を打つ。

ぁああっ…んんぅう…

貴女は甘い声で鳴く。

ピシーン…ピシーン…

打ちながら前に戻ると貴女は体を朱に染めて欲情していた。

ピシーン…ピシーン…


んんん…ぃくっ…

内ももを打つとビクビクと体を震わせて軽く達する。

うっすらとした赤い痕に筆を這わせる。

はぁああっ…

貴女は涙を溢して悦んでいた。

煤を払うように筆で撫でれば、ギチギチと縄を鳴らして身を捩る。

白いドレスの花びらの中で貴女は赤い花芯のように染まり、蜜を溢れさせていた。


その蜜を筆に滲ませるように、花園一帯をなぞる。

水分で纏まった筆先で、花弁を撫で、割り開き花芽を剥き出しにしていく。

反対の手で太ももの肌の触感を楽しみながら…

貴女の表情を見れば、悦びと、また自分だけ善くなる切なさとの入り交じった顔でいる。

僕は微笑み、剥き出しになった花芽に筆先をあてがった。

貴女は恥ずかしさから瞳を閉じる。


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