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情画
第3章 闇夜
「『終宴』というタイトルなら下の写真がぴったりよ。

お父様、今日はいずみさんの胸を貸してあげる。
好きにしていいわよ。」

壁際に立っていた先生が振り返る。

先生は、着物の合わせを押し上げているモノに手を添えていた。

帯が落ちる。
その美しい情景をワタシは息を飲んで見ていた。

先生が着物も落とし近づいてくる。
ワタシはそのたぎりに魅せられていた。

ああん…

沙絵さんが割れ目を舌で擽る。
ぼやけた視界で『終宴』を見ていた。

筆を蜜壺にくわえ達する最中のワタシ。


飛び散る潮が宙を舞う瞬間、奥に男の下半身が写っている。

瞬間を捉えた動かない画像なのに、達して震えているのがわかる。

女の勢いに対し男の姿は終宴を告げていた。

実際はリングに咎められ、空イキのはずが、男は終わっているのだ。

男の欲は射精で涸れる。女は違うようだ。


写真に見とれている間に、先生がソファーに跨がりワタシの乳房を持ち上げていた。

この欲は射精の為の前座、放出に向けての準備でしかないのだ。


ふあああん…

先生に乳房を含まれ、沙絵さんが蕾を舌でなぞる。

沙絵さんの白い指が股縄をくぐり、花芽を掠めた。
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