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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第1章 シンクロ露出ブリーフィング
 ヴァギナス機関の司令棟にあるブリーフィングルームにて、作戦会議が始まろうとしていた。

 今回は普段よりも多くの関係者が集められており、メカニックや搬送部隊、管制官など、普段一堂に会することがない面々が顔を揃えると、学校の講義室を思わせる階段型の広い室内であっても、人いきれで息苦しいほどである。

 しかし、先ほどからケイが感じている息苦しさには別の理由があった。

(う、ううう……)

 ヴィ……ヴィヴィィィィィ……

 膣内で震動するローター。それが彼女の息を詰めさせている原因であった。

(ひ、酷いです……ご主人様……こんなときにまで訓練だなんて……)

 所長の天寺による隷従訓練の課外実習だ。音が周りに聞こえないか気になってしかたがなかった。そんなケイの気も知らず、下半身は心地良い細動にジワジワと悦びの感度を上げ始めている。

 救いがあるとすれば、今は出撃用のジャンプスーツではなく、士官服であることだ。薄手の戦闘スーツでは、間違いなく勃起した乳頭が浮いてしまっただろうし、濡れた股間からしみ出たものが座席を汚してしまっていただろう。すでにスカートの奥では、ケイのショーツが湿りを帯び始めていた。

(はあんっ……終わったら履き替えなきゃ……ご主人様に許可をもらわないと……ん、んんんん……)

 今日に限らず下着を濡らしてしまった場合は、無断で着替えることを許されていない。それも隷従訓練の一環だった。

「ふくううっ……」
「ケイちゃん、大丈夫? なんだか顔色悪いよ?」

 押し殺そうとした喘ぎが小さく漏れてしまい、それを聞き咎めた龍ヶ崎スミレが心配そうに声をかける。

 ケイの隣の席でショートの黒髪とお似合いの、黒目がちな大きい瞳が気づかわしげに見つめていた。

 スミレもまた紺のスカートにネクタイの士官服姿だ。肩章のついた白い長袖カッターの下でコンパクトグラマーな乳房が重たそうだ。
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