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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第8章 Never Say Never
           ◇

 新婦の控室にひとり戻ったケイは、ゆっくりとスカートを持ち上げ、黒々とした茂みを露わにする。純白のガーターとストッキングの他に何もつけていなかった。

「命じた通りにしているな……良い娘だ。ご褒美をあげよう」

 控室でケイを待ち受けていたのは天寺であった。その指先が純白の花嫁衣裳から曝された濡れそぼつ淫裂に這い込んでゆく。

「はあああっ……あ、うんん……ご、ご主人様ぁ……」

「今夜すべてを告白するのだ。太陽君に正直に伝えたまえ。キミがどれほど淫乱で、ちんぽ狂いの牝豚かという事をな……」

「イエス、マスター……」
「そうしたら、私がお前を犯してやろう。あいつの前で淫らによがり狂うお前の恥態を、たっぷりみせつけてやる」

「は、あ……素敵……」

 考えただけで尻の溝に愛液が滴り出てしまった。スカートを握りしめる手の薬指の指輪がプルプルと震える。

「ク、クククッ! 至上の快感を得られるだろうな! なにしろキミは他のどんな女よりもいやらしい、最高のマゾ奴隷なのだから!」

「う……はむぅ……」

 唇を唇で塞がれ、ケイが漏らせたのは吐息だけだった。

 プチュッと音がしてハイネックのドレスに隠されていた首輪が快楽中枢を刺激した。首筋に広がっていく劣情の昂り。脊椎を経由して胸に、尻に、女の秘所に、じんわりとした甘美な疼きが滲みてゆく。この後のパーティを平静に過ごせるとは思えなかった。

「おーい、ケイ! 先に行ってるよ! 早く来るんだよ!」

 控室の外から太陽の声がした。

(はい……待っていて下さい。太陽さん……。私も……今……イクからね……!)

 熱を帯びた秘所をご主人様のしつけ肉が割り裂いてゆく。

 そして、至福がケイの身を包んだ。胎内を吹き抜けてゆく淫欲の突風が、頂きへと女体を押し上げる。

(ああ、素敵な風……)

 声ならぬ声が口を衝く。

 美しき花嫁は星に届けとばかりに飛翔した。


<隷従超鋼ヴァギナス 了 >
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