この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
母娘
第1章
「早くっ!」
義母の鈴子が、俺の手を引っ張る。
手を引かれるまま、長い縁側の廊下を小走りについて行った。
彼女の部屋の前、引き戸が勢いよく開けられ、中に押し込まれた。
八畳ほどの和室だ。
見るからに古くて色の濃い箪笥が片方の壁に並んでいる。
この部屋に入るのは三ヶ月振りだ。
部屋の中央には布団が敷かれ、そこに西日が当たっていた。
網戸がはめられた窓の外からは、ひぐらしの鳴く音が聞こえる。
夕暮れ時だがまだ蒸し暑く風もない。
今しがた、玄関で妻の鈴花を二人で見送ったばかりだった。
鈴花は高校時代の旧友とのクラス会に出かけたのだ。
今日の帰りは遅くなると言った。
義母は後ろ手で部屋の戸を閉めると、俺の頬を両手で押さえた。
「ああ、秀行さん!」
背伸びをし、口を半開きにして、押し当ててきた。
顔を左右に振りながら、舌がねじり込んでくる。
ミントの味がした。
もどかしそうに口を離すと、俺の前にひざまずき、履いているスエットを引き下げた。
下着までが一緒に下ろされた。
股間が露わになる。
義母の鈴子が、俺の手を引っ張る。
手を引かれるまま、長い縁側の廊下を小走りについて行った。
彼女の部屋の前、引き戸が勢いよく開けられ、中に押し込まれた。
八畳ほどの和室だ。
見るからに古くて色の濃い箪笥が片方の壁に並んでいる。
この部屋に入るのは三ヶ月振りだ。
部屋の中央には布団が敷かれ、そこに西日が当たっていた。
網戸がはめられた窓の外からは、ひぐらしの鳴く音が聞こえる。
夕暮れ時だがまだ蒸し暑く風もない。
今しがた、玄関で妻の鈴花を二人で見送ったばかりだった。
鈴花は高校時代の旧友とのクラス会に出かけたのだ。
今日の帰りは遅くなると言った。
義母は後ろ手で部屋の戸を閉めると、俺の頬を両手で押さえた。
「ああ、秀行さん!」
背伸びをし、口を半開きにして、押し当ててきた。
顔を左右に振りながら、舌がねじり込んでくる。
ミントの味がした。
もどかしそうに口を離すと、俺の前にひざまずき、履いているスエットを引き下げた。
下着までが一緒に下ろされた。
股間が露わになる。