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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第13章 令嬢銃士の処女査定
 枢機卿に尻を抱かれて身体を持ち上げられノエルは悲鳴を上げた。そのまま枢機卿はノエの身体を机の上にどさりと降ろす。

「さ、そこで両脚を広げるんだ……おっと、ブーツも脱がないと、パンツが引っかかってしまっているね」

「……」

 何もかもお膳立てされてしまう。この先に待つ大羞恥を妨げてくれる障害はないのか。助けを求めるように辺りを見回すが、ニヤニヤと助平に相好を崩して待つ二人の男しかいない。

 ズル……ズルッ

 仕方なくノエルは重いブーツを脱ぎ、床に落とす。落としてしまえば次に進むしかない。続けてパンツもまた脱ぎ落とす。その艶めかしい所作にたわわな太腿の肉が揺れる。これで下半身に纏っているのは白い腿丈のソックスと脱ぎかけのショーツだけだ。

「ううっ……」

 目を瞑って一気にショーツを脚から抜く。それを枢機卿が受け止める。

「素晴らしい刺繍だねえ……ご覧、こんな所にまで……」

 と、立番の男にも見せる。

「フリルも可愛らしい。それに、この高級な生地。新雪のような肌触りではないか……これでは履いているかどうか自分でわからないほどではないのかね。履き忘れていないか心配になったことは?」

「しっ……知りません!」
「失敬、失敬……おや、なにか股の継当ての所に滲みが……」
「おやめ下さいっ! やめてっ! 見ないでっ!」
「では、早く証を見せる準備をすることだね……」

 進むも地獄、戻るも地獄。進退窮まる羞恥の獄門。

「みっ、見せますっ……ご覧にいれますからぁっ!」

 ノエルはグイと自らその白い両脚を大きく広げ、幼女が小便をするポーズをとった。

「ど……う……ぞ……ご確認ください」

(うう……こんな恥ずかしい格好……消えてしまいたい!)
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