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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第18章 屈辱の夜
独房の中でカテリナは膝を抱えてうずくまっていた。
誰も見ている者はいない。だが、裸身を精一杯隠したかった。
(私は何ということを……)
正常な思考が戻ってきていた。今日一日ナルシャと離されていたのが功を奏した。ピエルは恐らく明日の裁判の準備で忙しくしているのだろう、朝、独房に移されてから姿を見ていない。
(ピエル様……い、いや! ピエルの奴……何を画策している)
恐るべきは魔性の媚薬酒ロージェヴィツの効果である。酒が抜けたとはいえ、憶えさせられた女体の疼きはまだ思考に時折り影響を与える。
カテリナは自分がしたこと……させられたことをすべて憶えていた。
(信じられない……自分があのような淫らな……しかも屈従させられて悦ぶなど……)
思い返しただけでも屈辱の怒りと羞恥で体が熱くなる。そして同時に股間にジワリと潤みも感じる。それは確かな性感。これもまた、あの魔酒の残留効果だ。
今日一日男の体に触れていなかったカテリナは物足りなさを憶えてつい指先で秘唇をまさぐり始めてしまう。
(い……いけない。こんなことをしている場合じゃないのに)
意志とは無関係にその指が女芯の包皮をめくり、豆転がしに耽りだす
(ダメ……ダメェッ……ダメなのに……止まらない)
明日の裁判が最後のチャンスだ。この数日、有力者達の相手をさせられてしまった。彼らは皆、法院に影響力を持つ者、もしくは法院の議員であった。ピエルの懐柔策だ。
このままではピエルは無罪放免となってしまう、そうなれば自分はナルシャと共にまた媚薬の魔力で慰み者の運命を続けることになってしまう。
(私が唯一の希望なのだ……ナルシャを助け出さねば……私が……あっ……しっかりしないと……んんあっ……ピエルが……ピエルがっ……)
「んっはああああああっ! ピエルさまあっ!」
蠢く指の刺激に耐えきれず思わず大声を上げてしまった。
キイ……と音を立てて独房の扉が開かれた。
「お呼びかな……ヒヒヒッ……ひとりで慰めてたのか……今日は一日寂しかったろ……」
ピエルだった。後ろに背の低い影が従う。アプストンだろう。
誰も見ている者はいない。だが、裸身を精一杯隠したかった。
(私は何ということを……)
正常な思考が戻ってきていた。今日一日ナルシャと離されていたのが功を奏した。ピエルは恐らく明日の裁判の準備で忙しくしているのだろう、朝、独房に移されてから姿を見ていない。
(ピエル様……い、いや! ピエルの奴……何を画策している)
恐るべきは魔性の媚薬酒ロージェヴィツの効果である。酒が抜けたとはいえ、憶えさせられた女体の疼きはまだ思考に時折り影響を与える。
カテリナは自分がしたこと……させられたことをすべて憶えていた。
(信じられない……自分があのような淫らな……しかも屈従させられて悦ぶなど……)
思い返しただけでも屈辱の怒りと羞恥で体が熱くなる。そして同時に股間にジワリと潤みも感じる。それは確かな性感。これもまた、あの魔酒の残留効果だ。
今日一日男の体に触れていなかったカテリナは物足りなさを憶えてつい指先で秘唇をまさぐり始めてしまう。
(い……いけない。こんなことをしている場合じゃないのに)
意志とは無関係にその指が女芯の包皮をめくり、豆転がしに耽りだす
(ダメ……ダメェッ……ダメなのに……止まらない)
明日の裁判が最後のチャンスだ。この数日、有力者達の相手をさせられてしまった。彼らは皆、法院に影響力を持つ者、もしくは法院の議員であった。ピエルの懐柔策だ。
このままではピエルは無罪放免となってしまう、そうなれば自分はナルシャと共にまた媚薬の魔力で慰み者の運命を続けることになってしまう。
(私が唯一の希望なのだ……ナルシャを助け出さねば……私が……あっ……しっかりしないと……んんあっ……ピエルが……ピエルがっ……)
「んっはああああああっ! ピエルさまあっ!」
蠢く指の刺激に耐えきれず思わず大声を上げてしまった。
キイ……と音を立てて独房の扉が開かれた。
「お呼びかな……ヒヒヒッ……ひとりで慰めてたのか……今日は一日寂しかったろ……」
ピエルだった。後ろに背の低い影が従う。アプストンだろう。