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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第18章 屈辱の夜
(ええっ!)

心臓が止まりそうになった。この一週間の調教でもそんなことはさせられたことがない。

「それで今日は終いにしようや、アプストン。お楽しみは裁判の後だ」

(そ、そんな……)

「おいっ早くしねえか! 俺は早く休みてーんだよ!」
「旦那、あの酒飲ませたほうが……」

(……い、いけない!)

 あまりの事につい、演技が止まっていた。正気に戻っていることを気づかれてはチャンスが永遠に無くなってしまう。

「ごっ……ご主人様ぁ……アプストン様ぁ……はあっ……んんっ……ごっ、ご覧ください……」

 慌てて取り繕ってみたものの、そうそう急に便意など催すものではない。

「あっしがひとっ走りしてロージェヴィツを取ってきまさあ!」

(ダメ! そんな事させられない!)

 今またあの酒を味合わされたら、明日正気でいられる自信がない。あの魔力はカテリナ自身が一番よく知っていた。慌てて尻を持ち上げ振り立てる。

「カテリナの……ウッ……ウンチッ……するとこ見てェェェ……うっ……ふっ……ふーっ……ふーっ……」

「おい、見逃すぞ……見てろって!」
「で、出そうですね……」
「でっ出ますっ……すぐひり出しますぅ……あと少しお待ちを……んをっ! ぬぐうぅぅぅぅっ!……おぬうぅぅぅぅぅっ!」

 命懸けとなったカテリナのいきみは獣じみたものとなった。形振りかまっていられなかった。なんとしても排泄しなければ希望が失われてしまう!

(出てっ! ああっ……どうして! どうして出てこないの! 私のウンチ!)
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