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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第2章 カテリナ・ラ=フェール
広間から二階へと上がる階段の途中にはピエルの取り巻き達がだらしなく腰を下ろしていた。ピエルの姿がない所をみると、どうやら見張りをさせられているらしい。
邸内へと乗り込んできたカテリナに彼らの目が注がれる。
果実のたわわな実りを思わせるベストの下の乳房の膨らみ。ピッチリとした銃士隊の制服に縁どられた下半身の流線と股間の息づき。
階段の上から女体のあちこちに無遠慮に投げかけられる彼らの好色な視線にカテリナは嫌悪感を覚えながらも、それは敢えて無視して声をかける。
「ピエル殿はどちらか」
取り巻きたちは躊躇した様子で少し顔を見合わせた。ピエルの機嫌を損ねるのも、カテリナに逆らうのも、同じぐらい怖いらしい。
「……」
無言のまま階上の扉のひとつを目で指し示す。
(頼りない見張りもあったものだな)
カテリナは内心の軽蔑は口にせず彼らの座りこむ階段を昇った。
コートの燕尾からちらちらと覗く尻の谷間を彼らがいやらしい目つきでじっと下から眺めるであろうことは想像がついたが、振り向きもせずピエルの私室へと向かった。
邸内へと乗り込んできたカテリナに彼らの目が注がれる。
果実のたわわな実りを思わせるベストの下の乳房の膨らみ。ピッチリとした銃士隊の制服に縁どられた下半身の流線と股間の息づき。
階段の上から女体のあちこちに無遠慮に投げかけられる彼らの好色な視線にカテリナは嫌悪感を覚えながらも、それは敢えて無視して声をかける。
「ピエル殿はどちらか」
取り巻きたちは躊躇した様子で少し顔を見合わせた。ピエルの機嫌を損ねるのも、カテリナに逆らうのも、同じぐらい怖いらしい。
「……」
無言のまま階上の扉のひとつを目で指し示す。
(頼りない見張りもあったものだな)
カテリナは内心の軽蔑は口にせず彼らの座りこむ階段を昇った。
コートの燕尾からちらちらと覗く尻の谷間を彼らがいやらしい目つきでじっと下から眺めるであろうことは想像がついたが、振り向きもせずピエルの私室へと向かった。