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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第2章 カテリナ・ラ=フェール
「さっき飲んだだろ? ロージェヴィッツ」
「……ロージェヴィッツ?」
「このブランデーの銘柄さ……」
先ほどまでの逆上などなかったかのように余裕たっぷりのケロリとした口調でピエルが言う。
「薔薇の花弁や蜜を混ぜ合わせて蒸留した特製の酒なんだが、薔薇そのものも珍しい種類でね。南方の産でここらじゃまず見かけないんだが、原産地のあたりでは特殊な薬としても使われる」
「特殊な薬……だと?」
「まあ……その、なんだ。女専用の麻薬っていうか……ぶっちゃけて言えば惚れ薬ってやつだな。媚薬だよ、媚薬。……女って薔薇の花、好きだよなぁ」
「くっ……馬鹿な……」
「力が抜けて立てねーだろ? 女体を虜にする〝薔薇の魔力″……ロージェヴィッツって名前はそういう意味なんだよ」
卓上に伏せながらもなんとか立ち上がろうと身をくねらせてもがくカテリナの背後に廻り込むと、ピエルはコートの燕尾をそっとふたつに割った。
露わになったカテリナの大きな臀部が、もがく度に左右のまろやかな盛り上がりを交互に突き上げ、その度にふるふると肉を揺らして実に艶めかしい。
豊かな尻肉と股間が蠢く淫らな光景に満足げに目を細め、話を続ける。
「つーわけで……効き始めると、今お前が体験しているが如く……女は腰砕けになっちまうのさ」
どこから取り出したのかその手には革製の枷が握られていた。抗うカテリナを手馴れた動作で押さえつけ、四肢を拘束していく。
必死で逃れようとするものの、酒の効果とピエルの巧みな女体捌きの前に抵抗らしい抵抗にならない。
(くっ……本当だ……思うように体が動かない!)
「……ロージェヴィッツ?」
「このブランデーの銘柄さ……」
先ほどまでの逆上などなかったかのように余裕たっぷりのケロリとした口調でピエルが言う。
「薔薇の花弁や蜜を混ぜ合わせて蒸留した特製の酒なんだが、薔薇そのものも珍しい種類でね。南方の産でここらじゃまず見かけないんだが、原産地のあたりでは特殊な薬としても使われる」
「特殊な薬……だと?」
「まあ……その、なんだ。女専用の麻薬っていうか……ぶっちゃけて言えば惚れ薬ってやつだな。媚薬だよ、媚薬。……女って薔薇の花、好きだよなぁ」
「くっ……馬鹿な……」
「力が抜けて立てねーだろ? 女体を虜にする〝薔薇の魔力″……ロージェヴィッツって名前はそういう意味なんだよ」
卓上に伏せながらもなんとか立ち上がろうと身をくねらせてもがくカテリナの背後に廻り込むと、ピエルはコートの燕尾をそっとふたつに割った。
露わになったカテリナの大きな臀部が、もがく度に左右のまろやかな盛り上がりを交互に突き上げ、その度にふるふると肉を揺らして実に艶めかしい。
豊かな尻肉と股間が蠢く淫らな光景に満足げに目を細め、話を続ける。
「つーわけで……効き始めると、今お前が体験しているが如く……女は腰砕けになっちまうのさ」
どこから取り出したのかその手には革製の枷が握られていた。抗うカテリナを手馴れた動作で押さえつけ、四肢を拘束していく。
必死で逃れようとするものの、酒の効果とピエルの巧みな女体捌きの前に抵抗らしい抵抗にならない。
(くっ……本当だ……思うように体が動かない!)